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 用水管理システムについて

 

 

 主要揚水機場により、その地区のゲートやバルブ等の制御、監視を行うシステムです。用水管理センターで主要揚水機場の制御、監視を行っています。 また、各機場でゲートの開閉操作や、分水バルブの流量の調節などを行い、田植え時期や梅雨の雨季など用排水を多用する時期には特に活躍しています。各施設にはテレメータ盤と呼ばれる通信装置が設置されていて、このテレメータで各施設間のデータ通信を行う事が出来ます。

 

センター外観

用水管理システム

CPU3台

電源切替盤

テレメータ盤

I/O盤

 

用水管理センターでは、CPU3台によりシステムの二重化をおこなっており、ポンプ、ゲート、バルブの運転停止や設定値設定等の操作をCPUのCRT画面上から操作出来ます。ここから、各機場を一元管理しており、用排水時期には24時間体制で監視しています。

 

上の画面は用水管理センターの操作モニターです。

 

また、センター内には下記の装置があります。

電源切替盤

商用電源が停電した場合に、用水管理センターの電源を商用電源から非常用自家発電源に切り替える装置で、商用電源が復電した場合には、自家発電源から商用電源に切り替わります。これにより、システム動作に必要な電源が確保され、非常時にも対応できるようになっています。

 

I/O盤

中央監視操作処理装置(CPU)とテレメータ盤とのデータの入出力を行っている装置です。

 

テレメータ盤

NTT専用回線50bpsを経由して各施設とのデータ伝送を行う装置です。この装置は、各機場にも設置されています。

   

各機場の詳細は、下記の機場の写真をクリックして下さい

笈入揚水機場 前谷地揚水機場 柏木揚水機場

小松揚水機場 和渕揚水機場

中山揚水機場