これまでの成果
1)直接的成果
 @ 関係機関や組合員の情報請求に対し、迅速に詳細な図面等の提供ができるようになった。
 A 水シミュレーションによる用排水データにより用水の分水制御等の参考になった。
 
(2)間接的成果
 @ 事務所のOA化の推進が図れた
 A 職員のOA機器操作の技能が著しく向上した。
 
今後の課題
(1)運用面の課題(データ補正、システム拡張構想)

@ 現在、改良区の賦課データ(単独)と本事業による入力データ(属性データ等)は各々独立しており、賦課データの変更が生じる場合、本事業によるデータ変更を別途行う必要性が生じています。

 又、地図情報システムがインストールされている個々のパソコンに対し、各々のデータ補正作業が伴ってきます。

 地図情報システムがインストールされているパソコン全体をネットワーク化し、親機による更新作業によりネットワーク全体が更新されるシステム改良により、改良区内における賦課情報、流動化システム情報更新の連結、更新の効率化を計ることを目的とし、構想を模索しています。

 

 

 
 問題点
現状では、賦課データを更新する場合、2度修正作業が必要である。
@賦課データ修正
A地図情報データ修正

 

 

 
 

解決策と理想案

賦課データとの連結及び、地図情報システムのネットワーク対応化に

より、一度のデータ修正作業が可能。又、データを共有することにより、

複数のパソコンで図形閲覧も可能。

 

 

 

 

(2)活用面の課題(関係機関との恒常的な連携システムの本格的運用)
 @ 施設管理の運用においては、施設と土地データ情報との総合的管理が必要であるも、市町村からのデータ提供には守秘義務等に係わる諸問題があり、提供を受けられないデータもあるため、関係機関との連携をさらに強化し、一体的管理による効率的な活用を図る必要がある。