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1.国土保全機能  大雨による洪水防止機能、水分の蒸発による機構緩和機能
1、洪水を防止する
 水田は周りを畦畔に囲まれ、大雨の時は水を一時的に貯留して下流及び周辺へ徐々に流すことにより、洪水を防止、軽減する機能があります。

 畑は、耕作することにより土壌中に空隙が発生・維持され、この空隙に雨水を一時的貯留することにより、雨水の急激な流出を防止し、洪水を防止・軽減する機能があります。

2、機構緩和機能

 水田は湛水面等からの水分の蒸発による潜熱効果により、周辺の気温を低下させ、特に夏季においては周辺地域の機構を緩和させる機能を有しています。

農地や町、皆さんの家を守る排水機場 水分の蒸発による潜熱効果で、
夏は周りを涼しくします。


2.アメニティ機能  美しい緑などによる保健休養機能、魚などの生態系保全機能

1、保健休養機能の考え方
 農村における澄んだ空気、きれいな水、美しい緑などが訪れた人に安心を与え、気分を落ち着かせる場を提供する働きを有しています。
2、生態系保全機能の考え方   
 畑や水路、ため池などが多様な動植物の生息地となるなど、自然環境を保全する働きを有しています。
見ているだけで癒されます。
(つつみ、憩いの公園)
地域の伝統文化も、豊かな緑が
あってこそです。
水路などには、こんなに大きな
うなぎもいます。

ガマの親分さん

 

 

こい、ふな、タナゴなど
たくさんの魚がいます。
サワガニもいます。
・アメニティ機能の問題点  
生活ゴミが水路へ捨てられていました。 空き缶やビンなど、平気で水路へ
捨てていくのでしょうか。


3.教育、文化機能  体験学習等による情操教育機能

1、情操教育機能の考え方
 農業の体験学習や自然観察をとおして、子供たちが自然とふれあい、豊かな心を育てる働きを有しています。
栗拾い体験
田植え体験 稲刈り体験